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2007/11/23

『阿房列車』を観る

元祖演劇乃素いき座の『阿房列車』(原作・内田百閒、作・平田オリザ)を
久しぶりにこまばアゴラ劇場へ観に行きました。
今年で17年目の上演。一つの芝居を17年やり続けている。凄い、本当に。

平田オリザさんが、いき座のお二人(土井通肇・森下眞理さん)に
アテガキした作品で、とてもシンプルな舞台上に3人の登場人物
(老夫婦と若い女)が対話する芝居です。
どこか噛みあわず、少し寄り添ったかと思うとまた離れていく。
ほろ苦いような、すがすがしいような不思議な感覚に陥る作品です。

この作品での土井さんと眞理さんは、必見だと思います。
いつ観ても全ての空気を持っていかれます。
毎年レパートリー作品として上演されるのですが、
いき座のお二人以外の”若い女”役は毎回色々な方が演じられます。
そこがまた毎年楽しみなところなのです。
みなさん共通しているのは、この作品に惹かれているところ。
私が初めて観た『阿房列車』は、もう10年以上前になります。
やはりこの作品にぐぐっと惹かれ、いき座ワールドにどっぷり浸り
ついにはこの”若い女”役で出演させていただきました。

自分が出演していた時から、随分と時間は経っているのに
土井さんも眞理さんも『阿房列車』の中でしっかり生きている。
しかも毎回違った新鮮さがある。
また列車に乗ってみたくなったなぁ。。。と終演後の振る舞い酒で
ほろ酔いしながら思ったのでした。

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