演劇・映画

2008/10/26

別役実ファン、必見!

一昨日雨の中、小竹向原にあるアトリエ春風舎へ。
元祖演劇乃素いき座第29回公演の『虫たちの日』(別役実 作 土井通肇 演出)を観る。
ここは昔からお世話になっている大好きな劇団です。
この日は受付のお手伝いもしていたのですが、なんと上演前に
大学時代の恩師F先生が現れてびっくり。
前日にいき座の公演を観ていて、とても感激なさったとのことで
お酒を持ってきてくださったのでした。
予想外の再会に本当に驚いてしまった。世の中狭い。。。
いき座は昨年の「阿房列車」以来。
土井さんと眞理さんの二人芝居で別役作品!
これは観ないわけにはいきません。
ある女優さんが「この二人が別役やったら、今日本で最強でしょ!」
と仰っていましたが、たしかに。
日常の風景の中に顔を出す不条理。
あの作品を、目が放せない舞台にさせてしまうのは凄かった。
いき座の舞台は、食事をしているシーンがとても多い。
今回も然りです。
ちょっとでも空腹で観に行ってしまうと、
卓袱台の上のご飯、お味噌汁に手を伸ばしたくなって仕方がない!
観に行かれる方はご注意を。(笑)
『虫たちの日』は今日まで公演やっています。
別役実作品ファンの方、必見ですよ!!!

| | トラックバック (0)

2008/10/13

『落下の王国』を観る

046
先日、新宿で映画「落下の王国」を観て来ました。
以前映画館でベートーベンの交響曲第7番第2楽章をバックに
美しい映像が流れているCMを見て、ずっと観たいと思っていたので。
小さめの劇場でしたが、気がつけば満員御礼。
ひゃ~、「ポニョ」だって満員じゃなかったよ。大劇場だったけど。
いやはや、久しぶりの満員状態の映画館に驚きながらも、映像美を堪能しました。
主役の女の子がとてもかわいらしかった。
劇場出てからずっと第2楽章が頭から離れなくて、寝付けないほどでした。
あの曲はやっぱり興奮作用があると思う。

| | トラックバック (0)

2008/04/24

演芸場で講談

Koudan

先日、国立演芸場で行われた「講談かぶら矢会」へ。学生時代、”必見”で国立劇場や能楽堂へは行きましたが、国立演芸場へ行くのは初めて。最近落語人気で寄席も賑わっているようですが、こちらも常連のお客さんに混じってちらほらと着物姿の若いお客さんもいて楽しい雰囲気。国立であっても、どこかくだけた感じで面白い。私は講談を聞くのは二回目。前回はお寺で行われた寄席でした。『講談』と聞くと堅苦しいイメージがあったけれど、どうしてどうして。今回は国定忠治から杉原千畝まで、色々な物語を堪能しました。たった一人で大勢のお客さんを夢中にさせる話芸。カッコイイ。ちなみに、私の前に座っていたいかにも常連のオジサマは、客席でビール片手につまみを揃えていてとても楽しそうだった。これもイイ。

| | トラックバック (0)

2007/11/23

『阿房列車』を観る

元祖演劇乃素いき座の『阿房列車』(原作・内田百閒、作・平田オリザ)を
久しぶりにこまばアゴラ劇場へ観に行きました。
今年で17年目の上演。一つの芝居を17年やり続けている。凄い、本当に。

平田オリザさんが、いき座のお二人(土井通肇・森下眞理さん)に
アテガキした作品で、とてもシンプルな舞台上に3人の登場人物
(老夫婦と若い女)が対話する芝居です。
どこか噛みあわず、少し寄り添ったかと思うとまた離れていく。
ほろ苦いような、すがすがしいような不思議な感覚に陥る作品です。

この作品での土井さんと眞理さんは、必見だと思います。
いつ観ても全ての空気を持っていかれます。
毎年レパートリー作品として上演されるのですが、
いき座のお二人以外の”若い女”役は毎回色々な方が演じられます。
そこがまた毎年楽しみなところなのです。
みなさん共通しているのは、この作品に惹かれているところ。
私が初めて観た『阿房列車』は、もう10年以上前になります。
やはりこの作品にぐぐっと惹かれ、いき座ワールドにどっぷり浸り
ついにはこの”若い女”役で出演させていただきました。

自分が出演していた時から、随分と時間は経っているのに
土井さんも眞理さんも『阿房列車』の中でしっかり生きている。
しかも毎回違った新鮮さがある。
また列車に乗ってみたくなったなぁ。。。と終演後の振る舞い酒で
ほろ酔いしながら思ったのでした。

|